発行日:2024年5月1日
定価:1,100円(税込)
● G2Cギフトで新しい市場の開拓を!政府・地方自治体関連の“ギフト”には無限の可能性
● [特集]エシカルギフト ギフトの在り方と今と未来を変える取り組み
● 万博が業界に与える影響
● ウェルネス、80億人のギフト グリーン&バイオフィリックデザイン編
● インドネシア最大級クラフト、家具の展示会を紹介 インドネシア市場について調査!―今、人気のあるものとは?インドネシアの一般家庭へ潜入!―インテリア・家具を大調査
● REPORT 第69回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー春2024 時代をリードしていく販促グッズやサービスが一堂に
「G2Cギフト」、すなわち政府、地方自治体(Government)が配布するギフトが注目を集めている。「異次元の少子化対策」を唱える政府の子育て支援政策からも分かるように、こと自治体の行う支援の予算は莫大だ。
従来、現金で配布されることが多かったこうした支援策は、地域の産品や地元の業者が生産したプロダクトが掲載されたギフトカタログやeギフト(電子ギフト)などで配布されることも増えている。
今月号では、この「G2Cギフト」に関し、様々な案件に全方位的に対応する(株)ギフティの「giftee for Business,」、「e街プラットフォーム」の展開例、名古屋市のカタログギフトで子育て支援を行う「BABY YELL!」、および全国の自治体が行うG2Cギフト一覧を掲載した。
さらに「もの作り」、「販路開拓支援」として二人のコンサルタントのアドバイスを載せて、「G2Cギフト」市場参入への一助としたい。
なお、来月号では「All Aboutふるさと納税」として、1兆円にも達したといわれるふるさと納税の巨大市場の全貌を明らかにしていく。
日本においてもSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが本格化してきている。また、消費者・生活者の意識も変化し、地球環境や地域社会にとってやさしい・貢献できる商品やサービスであることが選択基準の一つとなっている。
今回は、老舗大手陶磁器メーカーの新たな取り組みや、移動販売トラックによる地域社会への参画の試み、海藻由来のパッケージを軸にインドネシアと日本の架け橋とならんとする挑戦を紹介する。
なお、2024年9月4日(水)~6日(金)に、東京ビッグサイトで開催される第98回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2024では、今回も、エコ・サステナブルな商品・サービス、「人・地球・環境」に優しいものづくりを、国内の流通業界に広めていくための商談の場「Ethical style Fair(エシカルスタイルフェア)」を開催する。こちらも重ねて注目いただきたい。
2025年4月13日の大阪・関西万博2025開催まで1年を切った。
この4月10日(水)~12日(金)に、東京池袋・サンシャインシティ文化会館ビルコンベンションセンターで開催された第69回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー春2024(PIショー)と昨年10月に行われた第68回PIショーには「2025年大阪・関西万博INFORMATION」ブースが出展。第68回PIショーでは大阪・関西万博公式ライセンス商品の企画・製造・販売についてのセミナーも開催された。
また、昨年開催の第65回大阪インターナショナル・ギフト・ショー2023でも「(公社)2025年日本国際博覧会協会」が出展している。
そうした中で、今回は、大阪・関西万博2025に出展する㈱田村商店と、2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィス(2025MLO)とサブライセンス契約をしている丸眞(株)を取材した。万博はギフト流通業界にも良い影響を与えそうだ。
コロナ禍で好調だったインテリア需要の中でも、特にその価値が見直されたグリーン。また、内外装の空間づくりで近年は「バイオフィリックデザイン」のアイデアが注目されています。今回はインテリアグリーンの専門店と渓流ユニットを取材し、癒やしや気分展開につながる「自然」の要素の影響を考えます。
ますます注目を集めるインドネシア。今回は見本市レポート、市場調査、一般家庭への密着取材から、その可能性を分析した。
販促・企業ギフト・マーケティングの国際的な専門見本市「第69回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー春2024」(以下PIショー)が4月10日(水)〜12日(金)の3日間、(株)ビジネスガイド社主催により、東京池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル コンベンションセンター3階・4階にて開催された。
今回の開催テーマは、「販売促進の原点回帰 Z世代にも響く多彩な“次世代型販促品”」。会期中の来場者は延べ3万2594人(速報値)となった。