ビジネスガイド社

月刊ぎふとPREMIUM

月刊ぎふとPREMIUM 2024年7月号 No.658

発行日:2024年7月1日
定価:1,100円(税込)

“ギフトショップ”ルポ 南九州編

ギフトマーケティングの全て

日本の良きもの

ライセンスビジネスの現在地

左利き雑貨のそろう店

便利なモノ

月刊ぎふとPREMIUM 7月号 目次

巻頭特集 “ギフトショップ”地域ルポ 南九州編

  • 7 地域に根ざした慣習に対応しながら、各ショップとも新たな展望を模索する
  • 8 鶴屋百貨店(熊本県熊本市)
  • 10 ハリカ熊本錦店(熊本県球磨郡錦町)
  • 12 贈り物の店京円(宮崎県延岡市)
  • 14 シャディサンコー(宮崎県日向市)
  • 16 ギフトショップ季々(鹿児島県指宿市)
  • 18 冠婚葬祭ギフト二見屋(鹿児島県鹿屋市)

ギフトマーケティングの全て

  • 20 ギフトマーケティングの全て
  • 21 ギフトで「期待を超えた感動」をお客に届ける三越伊勢丹のギフト販売戦略の全貌
  • 24 アート感覚のフラワーギフトを展開「ニコライ バーグマンフラワーズ&カフェ」
  • 26 誠品生活日本橋が、藝大アートプラザとのコラボポップアップ展開
  • 27 出産祝いとふるさと納税返礼品 地元愛にあふれたオリジナルギフトを開発 サンホビー
  • 28 プロモーションイベントで配布する菓子ギフトのOEM 今後、「推し活」アイテムも調達可能にUsplay
  • 30 シニア世代に寄り添うライフスタイル提案型カタログ「わたしの彩り」を発行千趣会
  • 32 ギフト需要を伸ばすための販売戦略の実例 フェイラージャパン
  • 34 日本の美意識を包み込んだアウトバウンド向け「OMIAGEBOX」松竹

新しい 推し活・ギフト

  • 35 ぬい供養など推し活ビジネスが多様化し、JR東日本も参入
  • 36 funboxの「笑顔が生まれるモノづくり」と推し活・インバウンド
  • 38ファンの声援を選手・チームに直接届ける「Engate」エンゲート

左利き雑貨のそろう店

  • 41 左利き雑貨の専門店「左ききの道具店」
  • 43 小さい財布の「小さいふ」左利き用レフティも展開クアトロガッツ

世界のお客をつかむ店成田空港・秋葉原ほか

  • 44 中川政七商店成田国際空港第1ターミナル店
  • 46 AirBicCamera成田空港第2ターミナル店
  • 47 明和電機ミュージックマシーン店(東京・秋葉原)
  • 49 百貨店各社は特需で絶好調インバウンドはギフトビジネスの沃野

日本の良きもの

  • 56 「東京手仕事」プロジェクト新商品発表
  • 58 AMAZINGEDOTOKYO開催

ライセンスビジネスの現在地

  • 60 ライセンスビジネスの現在地
    CBLA理事長古川愛一郎氏/サンリオ/セキグチ/スケーター/オリオンビール/フロンティア/カルチュア・コンビニエンス・クラブ/2025大阪・関西万博マスターライセンスオフィス/エルティーアール

私が会社に入って初めて見た便利なモノ

  • 76 「あったらいいな」が叶う、通年大活躍のタンブラー 二友
  • 78 シュルっと入れてスポっと取り出せる傘ケース「楽スポっ」オーロラ
  • 80 長時間座っても疲れないビーズクッションMOGU

主要展示会

  • 6 第98回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2024開催迫る
  • 86 第70回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー出展社募集中
  • 87 第1回東京インターナショナル・ギフト・ショーinソウル告知
  • 90 ビジネスガイド社の展示会

カンパニー・協会・話題・イベント・ショップ・調査・商品特集

  • 40 2024エコール見本市/西日本5月21日に大阪で開催
  • 50 「2024ApideMesse」お中元・秋冬新商品特別商談会が開催
  • 54 第25回中国江蘇省輸出商品展示会5月21日から23日に大阪で開催
  • 74 海外販路開拓アンケート
  • 82 モノづくりの街の“素顔”が見られる3日間。15回目を迎えた「モノマチ」開催
  • 84 「2024大阪国際ライフスタイルショー/浙江省輸出商品(大阪)交易会」リアル形式にて開催
  • 85 日本空気入ビニール製品工業組合総会/札幌新展示場/石川デザイン賞

  • 88 新連載サステナブルギフト第1回「山陽製紙」
  • 91 ギフトECサイトの処方箋第126回「EC事業者が知っておきたいセキュリティ問題と対策サービス」 エンファクトリー取締役CDO清水正樹氏
  • 94 ギフトプロムナード
  • 98 ショップデータ
  • 100 売り場の販促のヒント
  • 102 プラタ通信
  • 103 News&Words・業界の話題・注目のキーワード
  • 105 業界関連ニュース
  • 109 次号予告

月刊ぎふとPREMIUM 7月号 記事詳細

地域に根ざした慣習に対応しながら、各ショップとも新たな展望を模索する
地域ルポ 南九州編

観光資源や地域産品に恵まれた南九州の三県(熊本、宮崎、鹿児島)。今回はこの三県のギフトショップ及び百貨店の展開を紹介する。

熊本県は九州本島の中央部に位置し、南九州で唯一の政令指定都市である熊本市が県庁所在地となっている。熊本県全体の人口は約174.8万人。熊本市の人口は県内で第一位の約73.5万人だが、一方で二位の八代市は約12.5万人とその差が約62万人もあるなど、熊本市への一極集中が顕著になっている。

宮崎県は天孫降臨や天岩戸の伝説などが残る神話の土地である。また宮崎牛やマンゴーなど日本有数の農業県であるとともに旭化成発祥の地である延岡市など古くから工業化も進んでいる。人口は県全体で約106.9万人。市町村別では県南の宮崎市が一位で約40万人、二位が都城市で約16万人となっている。

鹿児島県は薩摩半島と大隅半島の二つの半島がカニのはさみのように突き出た独特な形状をしており、半島以外の部分や島嶼部など様々な文化圏を有する土地である。県全体の人口は約156万人。市町村別では鹿児島市が一位で約59万人、二位が霧島市で約12万人となっている。

日本各地で人口減少と都市部への人口の一極集中が問題となっているが、南九州三県でもその傾向は強い。また人口の高齢化も問題となっている。
とはいえ、人口の多寡がストレートにギフトの売上に直結するかといえば決してそんなことはない。今回の取材でも各ギフトショップの地域特性に合わせた工夫や方策が見えてきた。今回はそんな中国地方の特徴的なギフト専門店および百貨店を各県二軒ずつ取材、それぞれの展開や地域特性、将来の展望などをお聞きした。

ギフトマーケティングの全て
各社、各様の販売戦略 ギフトのあるべき姿、多様性を示す

「ギフトによるマーケティング」を考える際には、中元・歳暮、冠婚葬祭(慣例)ギフト、パーソナルギフト、販促品ギフトなど、用途によって全く異なるものであることは認識しておかなければならない。それとは別に特定市場に向けてのギフトの在り方も考えてみるべきだ。

ライフスタイル提案型の店におけるパーソナルギフトアイテムとはその店の顧客層向けのものだ。それはZ世代かもしれないし、アクティブシニア層かもしれない。その人たちに好まれる、またはその人たちに贈るのに好適な品々を指す。販促品としてのギフトも配布先の属性によって内容は大きく変わる。

今月号では、百貨店の冠婚葬祭のギフトとして三越伊勢丹のギフトデザイン営業部、フラワーギフトにポイントを置いたMDを展開するニコライ バーグマン フラワー&デザイン、食品のOEMで販促ギフトを手掛けるUsplay、新にシニアマーケットを狙ったカタログ展開をスタートした千趣会、ブランド展開する専門店におけるフェイラーのギフト販売戦略など、タイプの異なるギフト販売戦略を行う各社の事業展開例からギフトマーケティングの多様性について考えてみたい。

新しい 推し活・ギフト

第69回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー秋2024(PIショー)でも「推し活グッズ」の集中展示が大好評だった。「推し活」はブームから文化として定着してきていると言えるかもしれない。

ビジネスガイド社では「月刊ぎふとPREMIUM」誌面上で、またこの10月9日〜11日に東京池袋・サンシャインシティ文化会館で開催予定の第70回PIショーをはじめとした見本市を通してこの新しい動きと市場の可能性を追求、応援していく。

今号では、新しい推し活の動きを紹介する。

世界のお客をつかむ店 成田空港&秋葉原 ほか

インバウンド需要を逃さないために、店舗ではどのような施策や工夫ができるのか。成田国際空港に出店する中川政七商店とエアビックカメラ、秋葉原に店舗を構え国際的に活躍する明和電機への取材などから探った。

左利き雑貨がそろう店

世界人口のおよそ1割は左利きであるとされ、この記事の担当記者も左利きだ。近年は、利き手矯正をすることも少なくなったためか、左利き人口はやや増加傾向にあるというが右利きが多くを占める。

本記事では、左利きの人がストレスなく暮らせるような左利き向けの雑貨・道具をそろえている2店を取材した。

ライセンスビジネスの現在地

ライセンスビジネスが活況を呈している。日本のキャラクター人気は今更言わずもがなであるが、昨今のインバウンド需要、推し活ブームなどを背景に、IP(知的財産権)を使った商品化、版権利用が多業種・業界で進んでいる。

ライセンスビジネスとは、キャラクターだけでなくロゴ・パターン・デザインといった著作物や商標の権利(IP)を持つ側(ライセンサー)が、その使用を第三者(ライセンシー)に許可することで、双方の利益を図るビジネスを指す。契約次第で、IPの商品化はもちろん、イベントや販促、PRなどにも活用することができる。

本特集では、長くライセンスビジネスに携わってきた有識者へのインタビューをはじめ、日本を代表するIPを保有するライセンサー、抜群の商品力を誇るライセンシー双方の取材を通して、またIPを活用した売り場展開で工夫が光る店舗取材を通して、日本のライセンスビジネスの現状、IPやキャラクタービジネスの可能性について考察する。

広告掲載社様 2024年7月号

  • アオトプラス株式会社
  • 株式会社アマサキ
  • 株式会社エトワール海渡
  • 大阪国際ライフスタイルショー
  • 株式会社三喜
  • 株式会社セキグチ
  • 浙江省輸出商品(大阪)交易会
  • ダイキョーオータ株式会社
  • 株式会社東栄産業
  • 新居田物産株式会社
  • 株式会社フクヤマ
  • 株式会社プラタ
  • 株式会社紅屋商店
  • リンベル
  • 株式会社ワコーファースト商事