発行日:2024年11月1日
定価:1,100円(税込)
● リンベルが描く新しいギフト
● 第70回インターナショナル プレミアム・インセンティブショーレポート
● 雑貨ショップのMD戦略
● スマ旅・チル旅 トラベルグッズ
● 気持ちを伝えるカード・レター
● 台湾文博会
● 広州交易会
●業界のトップランナーであるリンベル(株)は今年グループ創業70周年を迎えた。リンベルの歴史は創造と革新の歩みでもある。
同社は、昨年11月には東日本物流センターに山形ハブオフィスを開設。またこの2月には設立以来初のトップ人事を行なった。6月からは全く新しいサービスも展開している。
同社はこれからどのような創造を、革新を進めていこうとしているのか。その取り組みを追った。
ライフスタイル提案型の生活雑貨ショップは、ある意味、“時代対応業”である。消費者はどんな商品が自分の生活を豊かなものに、また他者とのコミュニケーションを円滑なものしてくれるのか、モノ、コトの購買、消費活動を通して常に探求している。ギフト、生活雑貨ショップのMDは、そのヘルパーである。
今月号では、日本人の食への関心を高める食品、雑貨のMDを展開する、お米を中心としたライフスタイルショップ「AKOMEYA TOKYO」、新趣向の内装とプチギフトに傾注したMDを展開する中川政七商店「アトレ浦和店」、日本全国のファクトリーブランドを発掘、厳選、編集するMDを展開する「工場十貨店」の事例からその答えを探った。
ギフトの専門企業であるギフト問屋9社の今年の歳暮企画を紹介する。
各社とも、消費者の多様なライフスタイルに対応する多彩な贈り物をそろえている。
来年2月の第99回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025(ギフト・ショー)にて「旅をスマートでチルに!トラベル&リゾートグッズ」と題した展示イベントが開催される。
それに先立ち9月に開催された第98回東京ギフト・ショー秋2024には、旅行需要の高まりを反映するように50社を上回る出展社がトラベル用品を出展した。
今回は、会場に集まった国内外の著名ブランドや新製品までの多様なプロダクトの中から、特に目を引いたアイテムを紹介する。
販促・企業ギフト・マーケティングの国際的な専門見本市「第70回インターナショナル・プレミアム・インセンティブ・ショー秋2024」(以下PIショー)が10月9日(水)~11日(金)の3日間、(株)ビジネスガイド社主催により、東京池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル コンベンションセンター3階・4階にて開催された。
今回の開催テーマは「70回記念 オリジナリティや新しいアイデアが企業の成否を決める」。会期中の来場者は延べ2万8,462人(速報値)となった。
コロナ禍を経て、手紙やグリーティングカードを贈る文化が見直されている。実際、グリーティングカードの売れ行きは好調で、インクやガラスペンなど書き心地を楽しむアイテムや、箔押しやシーリングスタンプなど手紙を彩る周辺グッズの人気も高まっている。
本特集では、日本を代表するカード・レターメーカーや文具店などの取材を通して、気持ちを言葉で贈る文化の現状を読み解く。
SDGs(持続的な開発目標)への取り組みが本格化している。またコロナ過を経てから特に地域環境や地域社会に対しての意識が高まっている。ギフト流通業界においても、環境や社会にとって、やさしい商品・サービスであることが選ばれる基準となっており、ビジネスガイド社主催の見本市でもそうした商品・サービスが注目を集めている。
本連載では、そうした商品・サービス、あるいはそれらを展開する企業を紹介する。
ボールペンは様々なタイプの商品が販売され、ノベルティとしても定番の商品である。第5回はサステナブル素材のボールペンに注目する。