ビジネスガイド社

月刊ぎふとPREMIUM

月刊ぎふとPREMIUM 2025年5月号 No.668

発行日:2025年5月2日
定価:1,100円(税込)

シリーズ日本の伝統『東京のものづくり』

キダルトの世界 大人の生活を彩るぬいぐるみ

デジタルギフト元年

ギフトビジネス成功の方程式

第71回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー春2025最速レポート

月刊ぎふとPREMIUM 5月号 目次

シリーズ「日本の伝統」 東京のものづくり

  • 7 江戸東京きらりOld meets Newをコンセプトに掲げ、東京のブランドの魅力を発信
  • 8 硝子製品のプロデューサーとして新しいライフスタイルを提案 木本硝子
  • 10 二つの伝統的工芸品を手がけ、ひな人形や単語の節句人形を展開 幸一光/松崎人形
  • 12 天然藍にこだわり、江戸時代から続く技法を継承 壺草苑/村田染工

大人の生活を彩るぬいぐるみ

  • 17 「ぬいフェス」にキダルトが詰めかけ ぬいフェス主催者インタビュー 三英貿易
  • 18 推し活の流行でぬい活も活発に
  • 19 ぬいぐるみはZ世代のコミュニケーションのきっかけとなっている SHIBUYA109 lab.所長 長田麻衣氏
  • 20 ぬいぐるみは店で買われている! 主要店舗を取材 銀座博品館/キデイランド原宿店/ハンズ/プラザスタイル
  • 22 モンチッチの周年イヤーで売上拡大。新たなタッチポイントとなる販路拡大に取り組む セキグチ 営業部 部長 瀬戸幸太氏
  • 24 ぬいぐるみを楽しむ層の広がりを受け、遊び心のある商品開発、MD展開を進める タカラトミーアーツ FV事業部 プロダクト企画部 部長 五島誠善氏
  • 26 注目のぬいぐるみ商品 「キダルトの世界」イベント告知

デジタルギフト元年

  • 30 ギフタスで10年間培った圧倒的な経験値と知見で、クライアントの要望に素早く的確に応える 三喜
  • 32 自由に商品を選んでオリジナルギフトが作れるチョイスギフトプランナーが法人ギフトで人気 東栄産業
  • 34 贈る側ももらう側も選べる次世代のデジタルギフトサービス「GIFT LIST」が好調 リンベル
  • 36 選べるギフトカタログのWEB版「メモリカシリーズ」が好調 ロワール

ギフトビジネス成功の方程式

  • 41 ギフトを提案することで、そこに付加価値が生まれる
  • 42 ニューリッチ層の開拓を目指す。大丸松坂屋のギフト販売戦略の全貌 大丸松坂屋百貨店
  • 44 日本のコーポレートギフト市場構築の一助に ギフティ「STUDIO GIFTEE」
  • 46 贈ることの楽しさ、嬉しさを顧客と共に創造し成長続ける企業を目指す レイジースーザン
  • 48 地域密着で“顔のある”ショップを目指す Gift Communication
  • 50 顧客よし、荷主よし、物流倉庫よしの三方よしの精神で、特別なギフトラッピングを提案 結い人

第71回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー春2025レポート

  • 52 PIショーレポート 時代をリードしていく販促グッズやサービスが一堂に
  • 54 SPツールコンテスト受賞商品発表
  • 57 スポーツ/エンタメ関連グッズコンテスト受賞商品発表
  • 58 SUSTAINABLE SELECTION AWARD受賞商品発表
  • 60 サステナブル・ノベルティ紹介
  • 66 出展社レポート
  • 68 第34回日本プロモーション企画コンテスト
  • 69 第72回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー秋2025 告知

主要展示会

  • 38 ビジネスガイド社の展示会
  • 71 第2回東京インターナショナル・ギフト・ショー in ソウル 告知
  • 72 福岡ギフト・ショー2025/福岡プレミアム・インセンティブショー2025が満を持して開催
  • 73 第100回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2025 出展社募集
  • 74 第137回広州交易会が開催中、8月には台湾文博会も開催

カンパニー・協会・話題・イベント・ショップ・調査・商品特集

  • 14 大阪から世界に日本文化を発信! 大阪・関西万博オフィシャルストア特集
  • 39 ヘラルボニー初の都内常設店舗「HERALBONY LABORATORY GINZA」3月15日グランドオープン!
  • 40 世界最大規模店舗 無印良品奈良橿原店の売り場戦略
  • 70 「東東京モノヅクリ未来塾」第1期、参加企業募集中

  • 75 ギフトECサイトの処方箋 第134回「広告ライブラリから“ヒットの兆し”を読み取る方法」 エンファクトリー 取締役 CDO 清水正樹氏
  • 78 雑貨力―ギフト雑貨で稼ぐ― 雑貨コンサルタントのアイデアnote「第4回」 富本雅人氏
  • 80 「続く」店づくり 第9回「PADDY’S」 碓井美樹氏
  • 82 ギフトプロムナード
  • 86 売り場の販促のヒント
  • 88 News & Words 流通市場のキーワード いま知っておきたい「脱炭素」関連の言葉
  • 89 業界関連ニュース
  • 94 次号予告

月刊ぎふとPREMIUM 5月号 記事詳細

日本の伝統 東京のものづくり

インバウンド・輸出が拡大する中で、小誌では日本の伝統的なものづくりやその流通に焦点を当てた特集を展開してきた。

この3月号では伝統織物産地に加え地域ブランド、町工場、また日本の優れた商品を発掘・販売する企業などの取り組みを紹介する「日本の良きもの」を展開。続く4月号では、播州織や瀬戸焼、西陣織などを取材した「日本の伝統 世界へ」を展開した。

今号では東京のものづくりに焦点を当て、伝統を継承しながら革新的な取り組みを続ける3社と東京都に取材。小誌では今後も日本の伝統や日本のものづくりを後方支援する取り組みを進めていく。

キダルトの世界 大人の生活を彩る ぬいぐるみ

小誌2024年12月号で「キダルト」という新潮流を取り上げ、子どものみならず大人にも楽しまれている玩具を紹介した。今号ではキダルト第2弾として「ぬいぐるみ」にフォーカスし、大人がぬいぐるみを楽しむトレンドを探る。

デジタルギフト元年

今年はデジタルギフト元年と言えるかもしれない。デジタルギフト、あるいはソーシャルギフト、e-gift等については未だ明確な線引き、定義が行われていないが、矢野経済研究所のギフト市場白書2023によれば2024年のカタログギフトの市場規模は4900億円と予測され、法人ギフト市場白書2024によればソーシャルギフトの市場規模は4800億円と見込まれている。
定義づけや数字のとり方の問題とも言えるが、ともあれ2025年はカタログギフトとソーシャルギフトの逆転現象が起こるかもしれない。また新たなデジタルギフトサービスの発表も相次いでいる。

ギフトの歴史を振り返ると、ブライダルを端緒に現物からカタログギフトへの転換が進んだ。カタログギフトが生まれ、一般化してから40年近くがたとうとしている中で、それに代わる新しい媒体、システムが生まれるのは必然と言えるかもしれない。

IT・システムを祖業とする事業者の新規参入も目立ってきている。ただし誤解を恐れずに言えば、カタログギフトがそうであったように、デジタルギフト、あるいはソーシャルギフトも、ギフトを贈る、すなわち想いを、愛を形にし、心と心をつなぐためのツールに過ぎない。そのツールを通してギフト販売店や協力代理店とともに、どのように「ギフト」を提案するかが重要になる。
その際にはギフト問屋をはじめとした「ギフト業界」だからこそできる提案方法があるはずだ。

今回は4社の事例、サービスを紹介する。この新しいギフトサービス・システムが、業界の、そしてギフトという行為そのものの可能性を広げていくことを願う。

ギフトビジネス「成功の方程式」 ギフトを提案することで、そこに付加価値が生まれる

今月号では「ギフト」というコンセプトを様々なかたちで製品に付加し、新たな価値を創造するビジネスを展開する企業、5社を取り上げ、その共通項から「ギフトビジネス成功の方程式」を探る。

大丸松坂屋の考える、タッチポイントを増やしニューリッチな顧客の開拓を狙うギフト販売戦略、体験設計やストーリーを含めた完全オリジナルなコーポレートギフトの製作の手助けを行う(株)ギフティの「STUDIO GIFTEE」、ギフトを通して「贈ることの楽しさや嬉しさ」を40年間伝え続けてきたレイジースーザンの新業態店「トライセリー」の新MD戦略、日々の“ありがとう”をカタチに、地元密着でギフトを提案する大田区馬込のセレクトショップ「Gift Communication」、倉庫業者がラッピングの販売をECサイトに委託販売するビジネスモデルで、ギフトの要素を加味した差別化戦術を提案する(株)結い人。

その取り組みは様々だが、いずれもギフトに必然的に備わった「コミュニケーションの機能」や、何よりも大切な「おもいやりの心」を最大限に生かしたビジネスモデルを追求することで、付加価値を生み出すことに成功している。

これらの新しい取り組みはギフト関連ビジネスの無限の可能性を示している。

第71回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー春2025 時代をリードしていく販促グッズやサービスが一堂に

販促・企業ギフト・マーケティングの国際的な専門見本市「第71回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー春2025」(以下PIショー)が4月16日(水)~18日(金)の3日間(株)ビジネスガイド社主催により、東京池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル コンベンションセンター3階・4階にて開催された。

今回の開催テーマは「販売促進の原点回帰 Part2 世代を超越する販促品のチカラ」。会期中は多くの来場者で賑わった。

広告掲載社様 2025年5月号

  • 株式会社エトワール海渡
  • 株式会社三喜
  • 株式会社セキグチ
  • 株式会社タカラトミーアーツ
  • 中国江蘇省輸出商品展示会
  • 東栄産業株式会社
  • 株式会社新居田物産
  • 日中経済貿易センター
  • 株式会社フクヤマ
  • 株式会社ベストエバージャパン
  • 株式会社紅屋商店
  • リンベル株式会社