コロナ禍も明け、海外とのビジネスが活発化している。
「ギフト」は輸出入、貿易においても重要なアイテムでありツールでもある。
今回はビジネスガイド社の海外事業を中心に日本の魅力を海外に発信し紹介する取り組みや海外の優れた商品を日本に紹介する取り組み、また海外の最新動向のレポートから、ギフト分野における海外とのビジネス往来の可能性とこれからを追求する。
コロナ禍において、特に癒しに関わる「香り」の市場は大きく伸びたようだ。
(公社)日本アロマ環境協会(AEAJ)の調査(※1)によれば、2021年のアロマ市場規模は前回調査の2018年比112%の3,973億円で、(株)富士経済の調査(※2)によればオードパルファン・オードトワレ(フレグランス)の2022年の市場規模は2021年比111.3%の314億円となっている。
また(株)グローバルインフォメーションによれば(※3)香水の世界市場は、2021年に約480億2,000万米ドルと評価され、予測期間2022-2029年には5.90%以上の成長率で順調に成長すると予測されているという。
今回は、有望市場かつ成長市場であるこの「香りと癒し」について、生活の木 代表取締役社長 重永忠氏、AEAJ理事長 熊谷千津氏、アロマ調香デザイナー齋藤智子氏のインタビューと注目商品の紹介から分析する。
SDGsへの関心が高まり、エシカル消費が叫ばれる昨今。ギフトにおいても社会や環境への配慮が重要となっている。
今回取り上げるフェアトレードとは、不平等をなくし、労働や工程に見合った価格で取引を行う仕組みである。
また「アニマルウェルフェア」は「動物の生活とその死に関わる環境と関連する動物の身体的・心理状態」と定義され、家畜が健康に生活できる飼育方法を目指す取り組みのことだ。
生産者や動物に対する搾取のない商品を贈って、世界に貢献しませんか?