発行日:2023年5月2日
定価:1,000円(税込)
● リニューアル新装刊特別企画 ギフトビジネスとは何か
● 第67回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー春2023レポート
● 第95回ギフト・ショー/LIVING&DESIGN2023セミナー誌上再録
時代とテキスタイル/株式会社布 須藤玲子氏
「月刊GiftPREMIUM」は1971年に「月刊ぎふと」として創刊以来、消費者のニーズと時代の変化に対応し、進化を遂げながら50年以上にわたってギフト流通業界と寄り添ってきました。
今、業界を取り巻く環境も大きく変化する中で、今月号より創刊時の誌名を用いた「月刊ぎふとPREMIUM」として、リニューアル新装刊します。
リニューアル新装刊第1号では、改めて「ギフトビジネスとは何か」と題し「ギフトビジネス」の現状や「ギフト流通」の歴史、そして「ギフトビジネス」の本質とこれからに迫りました。
巻頭提言では「ギフト産業は平和産業 相手を想う心がますます重要に」と題し、(株)ビジネスガイド社、(株)ぎふと 代表取締役社長 芳賀信享が新時代のビジョンを語っている。
第1部では「キーパーソンに聞くギフトマーケティング」と題し、(株)サンリオ事業戦略本部 社長室担当 常務取締役中塚亘氏や(株)ギフティ代表取締役太田睦氏、ベルメゾン第2事業本部キャラクターユニット部長村松和貴氏を通して、あらためてギフトとは何かを問うている。
第2部は「各種調査資料で読み解く2023年ギフト市場の概況と展望」。中元・歳暮/プレミアム/仏事/婚礼/内祝いそれぞれについて、豊富な資料と共に分析を加えている。
第3部は「ギフト流通五十年史を読み解く」として、戦後の日本経済とリンクする形で成長を続けてきたギフト業界の動きを振りかえりつつ「ギフトの心とオムニチャネルが今後の成長の鍵になる」と結論づけ解説している。
第4部「ギフトをテーマとした新しいマーケティング」では(株)CVSベイエイリア・サービス事業本部企画推進グループ・執行役員北向富男氏による「“推し”と“追っかけ”~「大人“過ぎる”女子たち」へのマーケティング」やタオルの内野が打ち出す「睡眠は健康に寄り添う最高のギフト」の諸策、ROOTOTEへの「コミュニケーションツールとしてのギフト」インタビューを通して、ギフトを効果的に活用するマーケティングの動向を紹介している。
最後に総論として「コミュニケーションのための役割が進化・拡大していく」として、弊誌が考える「ギフトビジネスとは何か」について語っている。
2023年2月15日~17日に開催された「第95回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2023」とその同時開催展では、実務家や有識者、行政・大使館関係の方々によるセミナーも非常に好評だった。
今月号では「LIVING&DESIGN2023」にご登壇いただき、満員御礼、大好評だったテキスタイルデザイナー、株式会社布の須藤玲子氏のセミナーを特別誌上再録する。
須藤氏と同社の歩みのみならず、日本のテキスタイル、布づくりの進化の歩みを解き明かすとともにデザインとモノづくりの真髄にも触れるその内容にぜひ刮目されたい(セミナー内容は要旨/文責・編集部)。